パルダリウム用に購入したレインボーファンがぐんぐん伸びて少し窮屈になってしまったので、今回はレインボーファンを剪定して増やしてみようと思います。
こんな方におすすめ
- レインボーファンを育てているけどモサモサになってしまった!
- お庭に日陰があるけどなにか植物を植えたい!
- テラリウムやパルダリウムに入れる植物を探している
はじめに
パルダリウムの現状です。

レインボーファンが陣地を広げ、他の植物たちが迷惑そうなのでちょっと別でレインボーファンの鉢を作ってあげようと思いました。
パルダリウムを作ってから1か月くらいしか経っていないにも関わらず成長スピードがすごいです。
観葉植物としても親しまれており、青緑色に輝く姿はとってもきれいなんですよ。
また、地を這うように育つのでお庭などの日陰でじめっとした場所でグランドカバーにも使えるようです。
レインボーファン(コンテリクラマゴケ)の植え付け
今回は、うまくソイルに植わっておらず根っこがカラカラになってしまった1本と、
伸びすぎて剪定した部分を新しい鉢に植えて、残りはそのままパルダリウムで育てます。
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1適当な長さに剪定
レインボーファンを適当なところで切ります。
ある程度気根が出ている方が根付きやすいです。
まだ伸びたてのひょろっとしたところだと根付かず枯れてしまいました。
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2水に浸す

切り取った枝はメネデールを入れた水に1,2時間浸しておきます。(メネデールは付けなくてもOK)
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3植え付け
通常通り鉢に底石を入れ、土は観葉植物の土を用意しました。
お尻の部分と、ところどころ生えている気根が土に植わるように植え付けます。
レインボーファンの茎から細ーい糸のような根っこが生えており、これが地面につくと根を張ります。
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4水やり
植え替え後は葉にもかかるように霧吹でたっぷり水をやります。
今回は鉢に対して葉が少ないので霧吹きのみにしておきました。
枝を浸していたメネデール希釈液で水やりしてもよいです。
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5完成!

ポイントとしては強い日光が当たらない明るい日陰で、土や葉が乾かないように水やりをして育てましょう。
乾燥するとすぐ葉がチリチリになってしまいます!
だいぶ土が見えてしまっていますが、様子を見ながらパルダリウムの子たちが成長してきたら随時こちらに移していこうかと考えています。
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3か月後
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あれからもパルダリウムで育ったレインボーファンをメンテナンスしてできた挿し穂を地道に植え替えていきました。
根付く前にチリチリになってしまったものもありますがちゃんと育ち始めているものも。

調子が出てくるとぐんぐん育ってくれます。
この鉢はベランダの日陰に置き、乾燥を防ぐためにラップをふんわりかぶせています。
夏の水やりは土が乾ききる前に表面を濡らす程度に霧吹きは気が向いたら3日に1回程度。
乾燥防止にラップをしているおり、あまりやりすぎても根腐れしてしまうので様子を見つつ葉が乾燥しないように気を付けています。
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2ヶ月後
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段々と寒い日が増えてきました。
相変わらず寒さ対策も無しにベランダの日陰に置いていますがモリモリになっています。
結構、耐寒性があり少しも枯れていないことに驚きました。
パルダリウムで育てるよりも外で育てた方が葉が広がって育つ印象です。

少し色が悪くなってしまいましたが、結局防寒対策をすることなくベランダで冬越しができました。
多少は茶色くチリチリになってしまった葉もありましたが水を控えめにしているだけで、雪が降った日もベランダに出したままです。暖かくなってまた成長してきました。中国が原産ということで寒さには強いようですね。