PALUDARIUM

初心者でも簡単!熱帯雨林を再現するパルダリウムを手軽に始める方法

熱帯魚や水草、小さいエビなどを水槽に入れて楽しむアクアリウムや、コケなど陸上の生物などをガラスの容器に入れて楽しむテラリウムは皆さんご存知だと思います。

今回は、熱帯雨林を小さな空間で再現するパルダリウムを初心者でもカンタンに始められる一例をご紹介します。

インテリアとしてお部屋においても観葉植物とはまた違った雰囲気があり癒されますよ。

はじめに

パルダリウムとは?テラリウムとどう違うの?

パルダリウムとはラテン語で湿地を意味する「palus」と~の空間を意味する「arium」からなる言葉です。

高い湿度を好む植物やコケ、カエルやトカゲなどの生体を水槽などに入れ、熱帯雨林や湿地の環境を再現して楽しむものです。

他との違いは湿地を再現し水はあまり溜めないという感じでしょうか。

割と定義があいまいなようで、生体は入れても入れなくてもよく、作者が「これはパルダリウムや!」と言えばパルダリウムになるようですね。

パルダリウムを始めようと思ったのは、先日入手したジュエルオーキッド。実は空中湿度が必要な植物で今のままだと湿度が保てず弱りそうだなと思ったからです。

加湿器などで湿度を保てればいいのですがこの際だからパルダリウムにしちゃえーというわけです。

パルダリウムを調べてみるととっても綺麗なのですが、大きな水槽に土台を作ったり照明をつけたり、結構大掛かりで時間と労力とお金がとてもかかりそうだったので、まずは初心者でも手軽に始められる方法を考えてみました。

予算は5000円以内です!

パルダリウムに必要なもの

必要最低限なものたちはこちら。

用意するモノ

  • 水槽(ガラス容器)
  • ソイル
  • 湿度を好む植物
  • コケ
  • 長めのピンセット
  • レイアウト用の溶岩石や流木

ちゃんとやろうとするともう少し土にこだわったり、地形?を作るために造形くんという粘土のようになる素材を使用するようですが、今回は小さめの容器なので省略します。

ペット用品を幅広く取り扱うcharmさんでまとめ買いしました。

容器はアクアリウム用の20×20×20です。ソイルは足りるかわからなかったので800g×2個。
バルダリウム用ではないのですが手っ取り早く安く始めることで。。。

植物はもともとあったジュエルオーキッドの他にレインボーファン、ウツボカズラ、ヤマゴケを新たに用意。

コケはおそらく余ってしまう気がしたので乾燥タイプを選んでみました。
ヤマゴケの他にも、スナゴケやハイゴケなどの種類もありました。

トータルは4734円です!

パルダリウムに使用した植物の詳細

ジュエルオーキッド(マコデスペトラ)

学名:Macodes petla
科名:ラン科マコデス属
原産地:東南アジア

強い光が苦手で空中湿度をとてーも好みます

ウツボカズラ(ネペンテス アラタ)

学名:Nepenthes rafflesiana Jack
科名:ウツボカズラ科ウツボカズラ属
原産地:熱帯アジアなど

捕虫嚢(ほちゅうのう)と呼ばれる袋状の器官で虫を捕食します。

レインボーファン

学名:Selaginella uncinata
科名:イワヒバ科イワヒバ属
原産地:中国南部など

シダの仲間で光の当たり具合でレインボーに見えることから名づけられたそうです。

実際見てみると、レインボーというよりは青く見えてきれいでした。

ヤマゴケ

学名:Leucobryum bowringii Mitt / Leucobryum neilgherrense C.Muel
科名:シラガゴケ科シラガゴケ属
原産地:日本や東南アジアなど

ヤマゴケとはアラハシラガゴケ、ホソバオキナゴケの総称だそうです。

パルダリウムをつくる

土台作り

手前を低く、奥側が高くなるような斜面になるようソイルを入れます。(ソイルは2袋目の1/3ほど余りました。)

ソイルが雪崩しないように中央あたりに溶岩石を置いていきます。

今回使用した溶岩石は浅間溶岩石でSサイズ(5~10cm)のものを注文したのですが、6個全部握りこぶしより大きくて笑いました。
溶岩石なので金槌とノミなんかがあれば割ることもできます。

溶岩石は種類によってはph(水素イオン指数)で水質が変化してしまうようです。

今回は念のため1晩水につけておきました。ほんとは1週間くらいがいいとかなんとか。。

測定器的なものは持っていないのでわからないんですが。まあ、大丈夫でしょう。(結果、今回は特に影響ありませんでした。)

ちなみに、酸性寄りのミズゴケで育つジュエルオーキッドやウツボカズラなどはやはり酸性寄りの土壌が好みらしいです。

植物を植える

メインであるジュエルオーキッドの場所を決めてから、ウツボカズラ、レインボーファン、コケの順で隙間を埋めるように植えてきます。

容器の口がすぼまっているのでピンセットで植えるのですが、慣れないと手こずります。

ジュエルオーキッドの茎が曲がってるのもあり少し難しかったです。

ポイント

コツとしては少し手でソイルを掘ってから植物を置き、優しく押し込みながらソイルをかぶせると何とか植わってくれます。

ウツボカズラはポット苗で購入したのでできる限り土を落としたら流水でも土を洗い流しました。

土は雑菌が増えてしまうのでできるだけとっておきたいところです。

すべて植え終わったら静かに水やりと霧吹きをして完成です。

所要時間は土台造りから大体2時間くらいで完成しました。

完成!

完成したものがこちら。

ウツボカズラのミニミニツボがかわいいですね~~

霧吹きをすると葉がきらきら生き生きしてるようで癒されます。

植物が育つまでは、霧吹きでの水やりをするくらいなので特段面倒なことをする必要はありません。

カビや臭いが気になる!という方は定期的にこちらのアクアテラリキッドをソイルにまんべんばく吹きかけておくことでカビを予防できます。
天然由来の成分のため植物にも安心です。

ジュエルオーキッドは強い光は不要ですが、照明はこちらが安くてデザインもいいのでおすすめです。

おわりに

一見、大変そう、お金かかりそうと思われるかもしれませんが、レイアウト考えたり作ってる最中はとても楽しい時間でした。

良かったらこのお家時間で作ってみてください!

画像引用
世界パルダリウムフォトコンテスト/charm/ハンナインスツルメンツ

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