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実生パキポディウム・グラキリス1か月後の成長記録

2021/4/25に種まきをしたグラキリスの1か月後の経過報告です。

10粒撒いて現状うまく育っているのは2粒。

発芽数と、うまく育たなかった考えられる理由をご紹介していきます。

前回の種まき~発芽までの記事はコチラからどうぞ。

あわせて読みたい
パキポディウム・グラキリス実生の始め方まとめ~種まきから発芽~

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種まき後1か月の現状

撒いた種:10粒
根が出た数:7粒
完全な発芽:2粒

2021/5/9

種まき後13日で完全に子葉が出てきたのが1粒。

ぷっくりしたフォルムがなんともかわいらしいですね。

順調に育ってくれた2粒は、1か月も経つと子葉の間から本葉もちらほら生えてきています。

2021/5/31

外の茶色い殻が割れて白い根になる?部分までは7粒ほど出てきてくれたのですが

そこから成長が止まってしまい、最終的に柔らかくなり触ってみるとぐにゃっと溶けてしまいました。

育成環境は種まき時より引き続き腰水管理

ダコニールもメネデールも入れていないただの水道水です。2,3日おきに水は取り替えていました。

5月に入ってから天気が悪い日が続き、日照時間が充分とは言えない日が多かったので気が向いたときに植物用LEDをつけていました。

種が溶けた?成長が止まってしまった原因

白い部分がにょきにょきと種から出てきて安心したのも束の間、子葉が顔を出してくれることがなかった原因について考えられることを挙げていきます。

  • 日照不足or日光が強すぎる
  • 腰水の水位が高すぎた
  • 風通しが悪かった

日当たり、水位の問題

種まき当初はお天気な日が多かったのですが、ちらほら根が出てきだしてから曇り空が続きました。

今回は、発芽に必要なエネルギーが足りなかったのか、種が頑張っている間に腰水の水位が高く酸欠になってしまった可能性が考えられます。

というのも、種が全部水に浸かってしまうことは気を付けてたのですがヒタヒタになってしまう時がたまにありました。。

バーミキュライトを使用していたのでそれほど高い水位は必要なかったのかなかと思います。

今回はあまりないかなと思いますが、調べてみると日光が強すぎても溶けてしまう原因にもなるようですね。

風通しが悪かった

成長が芳しくなかったため、種まきから9日目から容器に蓋をしました。

その後、白い部分が出てくる種が増えてきたのですが、このタイミングで蓋は外してよかったのかなと思いました

それほど熱くなった感じはなかったのですがもしかしたら蒸れでダメになってしまった可能性が考えられます。

現段階ではこれといった原因の特定はできていないのですが、次に種まきする機会があれば上記に気を付けて様子を見てみようと思います。

これからの育成方法

今後残った2本は、もうしばらく腰水管理をして本葉がそろってきたらやめようと思います。

グラキリスのみならず、まだ幼い小さい株は水を蓄える力が弱いので

水切れに注意しつつ引き続き枯らさないよう大事に育てていきます。

また、発芽するまではカビやすいパキポディウムですが、発芽してからは特にダコニールなど使用しなくても問題ありませんよ。

グラキリス育ててみたいけど大きな株は高価で手が出しづらい、、という方は実生で育ててみてはいかがでしょうか。

発芽してぐんぐん育つ姿を見ていると愛着もひとしおです。

基本的なグラキリスの育て方はガーデンズライブラリさんの記事も参考になります。

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