宝石蘭とも言われるジュエルオーキッド。
蘭科の植物ですがその美しさは見惚れてしまうほどです。
今回はそんなジュエルオーキッドを手に入れたので魅力を生かして飾ってみました。
こんな方におすすめ
- ジュエルオーキッドを育ててみたい
- ジュエルオーキッドの飾り方を参考にしたい
ジュエルオーキッドとは
東南アジアの熱帯や亜熱帯が原産の蘭科の植物です。ベルベットのように起毛がかったグリーンの葉に、ゴールドの葉脈が網目状に広がっています。
よく見ると葉脈がラメのようにキラキラと光っているんですね。自然のものとは思えません。
蘭の仲間ですので花も咲きますが、1cmほどの小さなお花なんだそうです。

生育環境としては、湿気を好みますが根本が多湿すぎるのは苦手で空中湿度を上げてあげましょう。
また直射日光も苦手なため明るい日陰に置き、乾燥するようであれば時々霧吹きで水をあげます。
ジュエルオーキッドの植え替え
湿気を好む性質と魅力的な見た目からテラリウムやパルダリウムでも人気なジュエルオーキッドですので、その美しさを生かして飾りたいものです。
最初は小さい植木鉢にミズゴケを敷いて植えようと考えていたのですが、もう少し良さを生かしたいと思いガラスの容器を使うことにしました。
参考
テラリウム :植物や小動物をガラス容器などで飼育・栽培すること
パルダリウム:湿気を好む植物を植えるなどしてガラスケース内で熱帯雨林を表現すること

100均などでも売っているとおもいますが、今回使用したのは少しビーカーのような形をしたガラス容器。
ナチュラルキッチンで300円ほどでした。取り外しできる針金の持ち手も付いていたので、つるすこともできそうです。
こちらの容器にふやかしたミズゴケを敷き、ジュエルオーキッドにもミズゴケを巻き巻き容器に植えこみました。
幼株でまだ根の張りも弱かったので、植えこむ際にルートンという発根促進剤を少し振りかけています。
底には根腐れ防止剤や、ハイドロカルチャーを入れてかさ増ししてもいいようですが、今回はミズゴケ100%で植えてみました。
やはり、ガラスの容器だと透明感があり抜け感が出るので葉脈のきれいさがより一層引き立ちますね。ガラス容器にして大正解です◎
気を付ける点とすれば、以下の3点。
・水が溜まりっぱなしにならないようにする
・根本の加湿のし過ぎに注意する
・加湿器や霧吹きなどで空中湿度を保つ


蓋がある容器は湿度が保てますが、日中は蓋を開け夜間に蓋を閉めるというような情報もありました。
いずれにせよ閉めっぱなしは蒸れやカビが怖いですね。。
水切れ、または加湿すぎると葉が丸まってきたり、光が強すぎると色が抜けて枯れてしまうので、症状がみられた際は育成環境の見直しが必要です。
もう少し大きいかガラス容器などでジュエルオーキッドがすっぽり入るようにしてあげると湿度は保ちやすいかもしれません。
ジュエルオーキッドのまとめ
ポイント
湿気は好きだが根本は加湿しすぎてはいけない
直射日光は苦手。明るい日陰で育てよう。
テラリウムまでいかずとも、ガラスの容器に入れると魅力を生かしたディスプレイができる