園芸ショップやスーパーでもこの時期よく見かけるチューリップやスイセンの球根。
今回はかわいいニュアンスカラーのチューリップ2種とスイセンを寄せ植えしてみました。
他の植物の成長が鈍くなる植物のオフシーズンに球根を植えて楽しんでみます!
はじめに
植え付け時期
チューリップ:9-12月
スイセン:9-11月
※種類により前後する場合があります
鉢植えの場合は遅く植えると背が低く育つそうです。
チューリップは種類によって早咲き遅咲きがありますが、今回は気にせず一緒に植えてしまいました。
ぎっしりみっちりそろえて咲かせたいという方は、種類ごとにプランターを分けたり、地植えの場合は植え付ける場所をまとめた方がよりきれいに咲かせることができますね。
用意するモノ
- 球根
- プランター
- 球根の土
- 底網、底石
球根用の土が売っていたので使ってみました。
植える球根
今回用意した球根は4種類

くすんだピンクがかわいいアプリコットビューティー
ポピュラーな白いタイプの日本スイセン
黄色いタイプのスイセン、コングレス

花にも葉にも斑が入るタイプの遅咲きチューリップ。かわいらしいピンクのハッピーアップスター
ネットでお花を見てかわいい種類だなーと思っていたのですがスーパーで300円で購入できました。
植え付け方 (9-12月)
植え付け時期の気温が高いと病気になりやすいのでお住いの地域に合わせて涼しくなってから植え付けます。
プランターに鉢底網、鉢底石を入れ、球根の土を6,7割ほど入れます。
球根は極端に言うと半円形のような形をしているので、向きをそろえてあげるとお花が咲いたと時に見栄えがよく、葉が重ならずに咲かせることができますよ。

球根平らな面と丸みがある面の両脇から葉が出るので、写真のように少し斜めにして植えてあげると葉が重なりません。
球根を置いたら、3cm程度土をかぶせて(球根が隠れればOK)たっぷり水やりをしましょう。
植え付け後は表面が乾いてきたら水やりするようにしています。
チューリップは水が好きなので根を乾燥させないように芽が出るまで寒くなっても水やりを続けます。
成長記録

ひと足早く日本スイセンの芽が出てきました。
年が明けて。。

スイセンに花芽がつきました。もう少ししたらお花が見られそうですね。
チューリップたちは、やっと顔を出し始めたところです。

花芽が顔を出してから約2週間後、日本スイセンが開花!
球根を植えてから開花まで5ヶ月弱かかりました。

その後ぽんぽんと次々に開花し、とっても良い香りがしました。
花がしぼみ始めてきたら茎の根本からカット。葉は光合成するために残しておき、来年また花をつけてもらうためにエネルギーを蓄えてもらいます。
一方チューリップとコングレスは、、、

わかりづらいですが、ボーボー生えてる日本スイセンのすぐ左側から顔を出しているのがコングレスです。

暖かい日が続きぐんぐん成長してきました。
成長スピードが上がってきた頃からこちらの液肥を週1回与えています。

チューリップ第1号が開花しました。こちらはアプリコットビューティーですね。パッケージには芳香性と書いてありましたがあまり香りはしませんでした。色はアプリコットとサーモンピンクのグラデーションのような色合いです。

チューリップは蕾が色づき始めたら早々にカットして生花に。お部屋が一気に華やぎました。
アプリコットビューティーは5球中5球綺麗なお花をつけてくれました。

チューリップの翌日にはコングレスも開花。日本スイセンよりもだいぶ小ぶりでふりふりの花びらが可愛らしいですね。
華奢なお花なのでいくつかまとめて植えるとよさそうです。香りは日本スイセンには及びませんがほのかに香るかな程度でした。
残るはハッピーアップスターはこの時期になっても芽が出ておらず、おそらく球根がまだ小さすぎたのかなと考えています。
球根の掘り上げ
だいぶ葉が黄色く枯れてきたのでそろそろ球根の掘り上げをしてみようと思います。

まずは不要な葉をカットしてから掘り起こします。

掘り起こしました。球根がだいぶ大きくなって分球しています。分球して最初よりサイズは小さくなっている。。

ハッピーアップスターはやはり腐ってしまっていました。。
あと一つ失敗したことがあります。
葉が黄色くなってからも少し水を上げていたのですが、それがよくなかったかチューリップの球根がいくつか傷んでしまっていました。。
花が終わって葉が黄色くなってきたら土は乾燥させておきましょう。
小さすぎる球根は花を咲かせることができないので捨ててしまい、残ったものは風通しの良い場所で乾燥させた後冷暗所で保管しておきます。