くねくねした葉がかわいらしいエメラルドウェーブの育て方と成長記録です。
エメラルドウェーブ基本情報
育てやすさ:
学 名 : Asplenium nidus L.emerald
科 属 : チャセンシダ科アスプレニウム属
原 産 : 日本
特 性 : 多年草、シダ植物
福岡県にある杉本神籠園にて30年以上にもわたる選抜育種によって生まれた品種だそうです。
似た品種にアスプレニウム・ハリケーンなどがあります。
ハリケーンというだけあり、エメラルドウェーブよりうねりが激しめですね。
育て方
シダ植物の仲間なので耐陰性があり、湿度が高い環境を好みます。
日本で生まれた品種であり比較的育てやすい印象です。
夏も冬も室内にはありますが、気温は特に気にしないでも元気にしていました。
最低気温は12度ほど。
中央からくるくると新しい葉が出てくるので、黄色くなってきた葉を切る程度で基本的に剪定は必要ありません。
置き場所
直射日光が当たらない1年中明るい室内。
暖かい時期は水やり後、数時間ベランダに出してあげたり窓辺の風通しが良い場所に置いています。
水やり
土が乾いたらたっぷり。葉水は毎日。
多湿が好きと言ってもずっとジメジメが続くとカビが生えたり根腐れしたりするので葉水で湿度を保ちつつ、根本はちゃんと乾くまで水やりを待ちましょう。
水やりの際は葉にも水がかかるように、シャワーで流すように水やりをしています。
葉水する時は中心の新しい葉が生えてくるところも湿らせるようにしています。
冬は夏の常温程度に若干のぬるま湯に。
土・肥料
観葉植物用の土を使用し、追加で肥料は特にあげていません。
増やし方
シダ植物のため花は咲かず、葉の裏に胞子を付けます。
胞子培養から増やすことができます。
我が家の株はまだ小さいので胞子をつけていません。
成長記録

夏にガーデニングショップで購入しました。
夏から秋、冬と成長は遅めの印象でしたが、春になると一気に長めの葉が出るようになりました。

虫がつくことも病気になることも今のところありません。

小さい鉢に植えていたころに根詰まりしてしまったせいか写真のような葉先の生育不良がありました。
葉先が伸びずにハート形のようになり、短めの葉になっています。
植え替えてから生えてきた葉は健康な状態に戻ったので一安心です。
ちなみにシダ系の植物の根っこは黒っぽい茶色っぽい根っこなので初めて見ると、少しびっくりするかもしれません。

購入してから2年ほど経ちました。
あんなに小さかったのに今や4,5号鉢ほどに成長しています。