その他・熱帯雨林の植物

アネモネの寄せ植えをして春を待つ

朝起きるのがつらくなるような寒い日が段々となくなってきました。
本格的な春になる前にアネモネの寄せ植えをしてみようと思います。
球根は育て方を間違えなければ毎年お花を楽しめますし、掘り出しておけばシーズンオフの時期に枯れてはしまわないかあれこれ心配する必要がないのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。

アネモネとはどんなお花?

キンポウゲ科・アネモネ属の2−5月に大きめのお花を咲かせる球根植物です。
種類も色もたくさんありまだ寒さが残る時期からお花が楽しめます。

アネモネの花言葉は「あなたを愛します」「はかない恋」
ピンクだと「待望」「待ち望む」だそうです。春を待つにはぴったり!



余談ですが花言葉って誰が決めてるんですかね。外国も共通なのか気になって調べてみました。

花言葉を用いて草花を楽しむ習慣が日本に輸入されたのは明治初期とされる。当初は輸入された花言葉をそのまま使っていたが、その後、日本独自の花言葉も盛んに提案されるようになった。

また、園芸産業の広がりとともに、花言葉は花卉類の販売促進のためさまざまに活用が試みられている。日本独自の新品種が開発された際に開発者自身が花言葉を命名しているほか、生産者が新しい花言葉を消費者から募集・命名したり、販売会社が独自に命名するといったケースがある。

花言葉はその国の文化や歴史、花卉業界の宣伝戦略などにも関係しており、複数の意味合いを持つ花は珍しくない。現在、花言葉を公式に認定する機関は存在しない。

Wikipedia

要するに花の名前つけるのと同じく生産者がつけたりするんですね。なんか、普通の答えでした。



さてさて、今回用意したアネモネは、こちらの2種類3苗。

左右の2つがアネモネ ポルト ダブルピンク
真ん中の1つがアネモネ アンアリス

大きめのしっかりしたお花です。八重咲きなのでボリュームがあって存在感がすごいです。

色幅があるとのことなので3つ購入してみましたが、見事に3つとも濃いめのピンク色でした。

用意するもの

今回用意したものはこちら。

必要なモノ

  • 8号プランター(ダイソー)
  • 土(球根用の土)
  • オルトラン

プロトリーフさんの室内向けの土も好きでリピートして使っています。
プロトリーフさんの室内向けの土はつぶつぶなので水捌けが良くて見た目も綺麗、濡れると色が変わるので水やりのタイミングも分かりやすくておすすめです。

寄せ植えをする

さっそく植え替えます。

プランターに底網を敷き、底石を入れます。
隙間があいてしまったので違う種類の底石を入れています。

この上に土を入れ、ポットのままお花を置いてみて高さと配置を考えます。
配置が決まったら、ポットから苗を取り出し、根はあまりほぐさないで肩と表面の古い土のみ軽く落とします。
表面に苔が生えていたのでそれも落としました。黄色く傷んだ葉もこの時に切り取ります。

土を入れ、虫予防にオルトランをふりふり水をたっぷりあげれば完成です。

どんどん蕾が上がってきているので古い花は切り取りました。
手前がアンアリス、後ろ2苗をポルトの配置にしました。

一緒に寄せ植えしようと思ったのですが、予想以上に隙間がなくて泣く泣く別鉢になったブラキカム。(写真右)
小さな白いお花がなんとも可愛らしいですね。



初めてアネモネの蕾が出てくるところを見たのですが、花芽がぐんぐん伸びてきてその先に蕾ができるのではくもう蕾が土から出てくる感じなんですね。
面白い出方するなあ〜とじっくり見てしまいました。


土の表面が乾いてきたら水やりをします。水が足りないと花芽がしんなりして自立せず倒れてしまうのでたっぷり水をあげて様子を見てください!

球根の掘り上げ

暖かくなってから葉が枯れ始め、うどん粉病のように葉や茎が白っぽくなり枯れ始めました。
多湿や、古い土を使ったり、肥料分が多いとなりやすいそうでのでおきをつけください。

2022/5/7


不要な葉をカットして掘り上げていきます。アネモネの球根は小さいので土と一緒に捨ててしまわないように気をつけます。

掘り起こしたものがこちら。ただの土の塊のようで、チューリップやスイセンのような球根をイメージしているとこれが球根?という感じですね。
また植えたら花が咲くのか心配になってきます。

しばらく風通しの良いところで乾燥させてから、冷暗所で保管しておきます。

-その他・熱帯雨林の植物
-