抜き苗は危険？！実生グラキリスが柔らかい時の原因と対処法

某フリマサイトで購入したパキポディウム・グラキリスの苗。

触ってみると柔らかかったんです、、、！

今、人気の塊根植物をフリマサイトやオークションで購入する方も多いのではないでしょうか。

今回は筆者が実際に体験したことをベースに、柔らかかったグラキリスが復活するまでのお話をしようと思います。

この記事を読めばあなたのグラキリスも復活させることができるかも、、！？

購入したグラキリスについて

購入時の状況はこんな感じ。

見た目ではわかりませんが、触ると弾力がありぷにぷにした感じがあります。

そして枯れた葉を取ろうと思ったら、葉が簡単に抜けてしまいました。

健康そうな葉もほんの少し引っ張るだけで抜けてしまいます。

葉もところどころ黄色くしわしわですね。

グラキリスが柔らかい原因

結果から言うとグラキリスが柔らかい原因は｢水切れ｣だったのですが、水切れと判断した理由と、対処を後述していきます。

グラキリスが柔らかくなってしまう原因は大きく分けて2つ。

• 水切れ
• 水のやりすぎで根腐れを起こしている

今回は抜き苗で届いて根は確認しましたが変色もなく健康そうな根でした。

そしてぶよぶよしているというより、弾力がありぷにっと反発してくる感じです。

さらに、そのことを出品者の方に伝えたところこんな感じのメッセージをいただきました。

幹が柔らかったとのことですが、しばらく水を切っていたので水切れと思われます。

一週間ほど様子を見てください。

とのこと。2日間の移動で水切れしたのかなと思ったのですが、それよりも前に切っていたようですね。

想定が確実なものになったので対処していきます。

グラキリスが柔らかかった時の対処(水切れ)

まず、届いてからすぐに植え替えをしたっぷり水やりをして様子を見ていました。

午前中は直射日光の当たる場所、午後は陽がよくあたる窓辺に置き乾いたら水をたっぷり。

数日繰り返したのですが、柔らかいまま。

変化がないため1晩腰水することにしました。

ちょっと怖かったので一晩だけ。

腰水をして翌日からまた、乾いたら水をたっぷり。

それでも変化が見られなかったので腰水、乾いたら水やりを、こんな感じで繰り返しました。

するとだんだんぷにっと感がなくなり、グラキリスが届いてから1か月くらいで柔らかさはなくなりました！

健康な濃い緑の葉もどんどん増えています。

良かった。これで一安心。

2か月もすると葉が茂り、根っこも順調に増えてきました。

植物の元気がない時に肥料は逆効果ですが、メネデールは根の復活を助けてくれます。水やりの代わりに希釈水をあげて様子を見てみても良いと思います。
何かあった時に持っておくと心強いメネデール。

今回のグラキリスはまだ実生1年ほどの若いグラキリスなので、塊根植物とは言え水は割と欲しがります。

慣れていないとグラキリスが柔らかい！？！？とびっくりしてしまうかもしれませんが、水が切れるとまたぷにっとしてくるので水やりのタイミングがわかります。

ただ、今は水やりして数時間もするとまた硬くなってくれますね。

水切れではなく、根腐れだった場合は以下を参考にしてみてください。

水切れの柔らかさと腐っている時の柔らかさは全然違います。
水切れは風船のように張りがありつまむとぷにっと反発してきます。
ひどい水切れの場合は反発しないでカサカサしてそうですが。。

一方腐っているとぐにゃっとした感時で反発はありません。カサカサというよりぐじゅぐじゅしています。

参考

植物が枯れる？根腐れの原因は水であり水ではない！水やりのコツ総まとめ

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まとめ

抜き苗で発送される苗は今回のように水切れを起こす可能性があるため、心配な方はポットに入れたまま発送してもらうことをおすすめします。

多かれ少なかれ苗には負担がかかりますからね。

9月のピーク時には葉も茂って元気な姿となりました。