こんにちは
今回は2022年11月から開催されている、毒展の紹介です
毒展は植物を始め、さまざまな毒を持つ生物や化学物質まで多岐にわたる「毒」についての展示が行われています
毒展概要
開催地:上野 国立科学博物館
開催期間:2022/11/1〜2023/2/19
実際に見てきました




触ってもいけないカエンタケ

珍しい、毒を持つ鳥
捕食した昆虫から毒を蓄積させ、人が触れただけでもしびれや痛みなどを感じるそうです。

アツミケシ
隣に薬としても利用されるモルヒネがあったのですが、モルヒネは撮影禁止でした

酒も毒なんやでと諭されている気持ちになる展示
などなど、さまざまな毒について展示がされています
図録が素晴らしい件
美術館や展示でよく見る図録
わたしも今まで購入したことがなかったのですが、この毒展の図録がすばらしい!
内容は展示の内容+αがフルカラーで書かれており、図鑑の代わりにもなるくらい良い内容
そして何と言っても装丁が素晴らしすぎて感動しました
毒という不思議でちょっぴりファンタジーな世界を装丁で表現したような読者の心をくすぐる、
いかにも”読者の気持ちがわかっている”デザイン。
普通に販売されている書籍でもこんなに読者の気持ちに寄り添っている装丁はないですよ〜
デザインされた方が気になります。。
内容

表紙はコルクのような素材で銀の箔押しに、写真だと分かりませんがラメが散りばめられています

真ん中のハチのデザインもツボすぎて素敵



ページはフルカラーで章の切り替わりには黒い紙に銀の印刷になっているこだわりよう
トカゲ載せてるシュミットさんの写真がなんか好きです
もうこれで2,400円とか感動しちゃいました
おわりに
図録は蔦屋書店などでも販売されているようですので、気になった方は図録だけでも見てみてください
使い方次第では薬にもなる毒
ちょっと怖いけど怖いが故の魅力もある毒
勉強にもなるし、中二心もくすぐられる()素晴らしい展示をまた開催して欲しいなと思いました