2021/8/1に種まきをしたパキポディウム4種(エブレネウム、ブレビカウレ、カクチペス、ホロンベンセ)の成長記録です。
実生している方や、実生に興味ある方の参考になれば幸いです。
種まきの様子はこちら。
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パキポディウム4種類の実生の始め方
2021/8/1、種まきをするには遅めのこの時期ですが、エブレネウム、ブレビカウレ(恵比寿笑)、ホロンベンセ、カクチペスのパキポディウム4種混合播種を始めました。 コーデックスの芽はぷっくりしていてか ...
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播種から1か月までの管理について

種をまいてから1か月が経ちました。
発芽しなかったものが多く、今回は発芽率があまり良くなかったかもしれません。
11~13粒ずつ撒いたうち現状残っている数はこんな感じです。
ホロンベンセ:5
ブレビカウレ:3
エブレネウム:2
カクチペス :3
動きがなかったり、根が出ても成長が止まり溶けてしまったり、パキポディウムは立ち上がりまででだいぶ数が減ってしまいますね。
ちなみに全く同じように播種して同じように育てたアガベは11粒中10粒発芽し、元気に成長しています。
パキポ、難しい。。
溶ける原因が何なのかまだ特定できていません。光が強すぎるとダメなようですが。。
今年はメネデール+ダコニールでの播種を2回実施しましたが、違う方法を知ったので来年は試してみたいと思います。
育成環境
水やり:腰水管理
置き場所:基本的に午前中直射日光が当たるベランダで遮光ネット有。(午後は遮光ネットをはずす)
一時、雨が降り肌寒い日が続いたのでその時は日中室内で植物ライトを照射しています。
腰水のやめ時は?本葉がそろってきたら腰水管理をやめてみる

グラキリスは4か月ほど腰水管理をしてみましたがあまり成長が芳しくないため、今回は本葉が出てきた時点で多肉植物用に土に植え替え、腰水管理をやめてみることにしました。
腰水が原因かどうかは不明ですが、いろいろな方法を試してみようと思います。
塊根植物と言えど、まだまだ小さく水をため込む力が弱いので水は切らさないように注意します。
ホロンベンセの成長記録
▼1か月後

一番最初に発芽し、発芽率がよかったホロンベンセ。
成長速度も速く、本葉もしっかり出てきました。
▼約4か月後

手前4つがホロンベンセです。残念ながら1番成長が遅い子はうまく育ちませんでした。
1本1本が太くしっかりしてきたため1本ずつ植え替えをしています。
緑色だった幹もシルバーがかった色になり木質化してきました。
▼約7か月後

寒くなり完全室内管理にしました。定位置は南側の窓辺です。
窓側は冷えるので避けた方が良いのですがいい置き場所がなく。。
寒さで葉の色が赤黒っぽくなっています。
ちらほら落葉も見られましたが丸坊主にはなっていません。
水は常温にしてあげていますがほとんど手をかけずです。
ブレビカウレの成長記録
▼1か月後

立ち上がりまでの成長が比較的ゆっくりでした。
ぼやけちゃってますが手前の子のように立ち上がりまでに時間がかかると子葉の形が崩れる印象です。
▼約4か月後

手前2つがブレビカウレです。残念ながら1番小さい子は萎んで枯れてしましました。
▼約7か月後

最後の1つになってしまったブレビカウレも調子が悪めです。
みんな同じように育てていますが萎むように枯れていってしまします。なぜ。。
エブレネウムの成長記録
▼1か月後

発芽率はそれほどですが、比較的早くに発芽し本葉もしっかりしています。
ブレビカウレと形が似ていますがエブレネウムの方がしっかり成長してくれて安心感があります。
▼約4か月後

手前の子は順調に丸くなっていますが、その後ろの子は幹に凹みができて調子を崩しブレビカウレ同様萎んでしましました。
▼約7か月後

この子は順調に育っています。羽付の羽っぽくてかわいい。
カクチペスの成長記録
▼1か月後

一番出だしが遅かったカクチペス。全然ダメかと思いきやゆっくり発芽し成長しています。
他のパキポディウムと比べてひょろっとしていますね。
真ん中奥の1つだけ幹の色が赤っぽくなっています。
▼約4か月後

幹が赤っぽかった子はどれかわからないくらい色がみんな同じになりました。
▼約7か月後

発芽は遅かったものの唯一脱落者が出ていないカクチペス。
手前の子が多頭になってきて今後の成長が楽しみです。